個人再生についてのQ&A

よくあるご質問と回答をまとめています。お問い合わせ前にご確認下さい。

ローンの支払い中の車や家電はどうなりますか?

通常ローンの支払中の車はローン会社に引き取られます。一般的に車のローンは「所有権留保」が付いています。これが付いている車はローン会社から返却を求められます。
分からない時は車検証で確認出来ます。

家電製品はローンの契約で「所有権留保」が付いていると返品を求められますが、ローン会社によって付いていても商品によっては返品を求めてこないケースがあります。

一緒に住んでいる家族に内緒で出来ますか?

個人再生は同居人の「源泉徴収票」「給与明細」の提出が必要です。合計の収入によっては個人再生が出来ない場合があります。
依頼後は借入先から直接の連絡や郵便物が届くことはなくなります。(1ヶ月から2ヶ月程度かかります)

お住まいに関わる事はとても大事な問題です。
出来ればご家族の方と協力して取り組んで頂きたいと思います。

住宅ローンはどうなりますか?

住宅ローンは今まで通り、滞る事なく返済を続けて下さい。

その他の借金は個人再生を依頼されたら、再生計画が始まるまで返済がSTOPします。
住宅ローンは個人再生で減額されません。また返済がSTOPする期間もありません。
(住宅ローンも減額されると勘違いされる方もいらっしゃいますが、住宅ローンはそのままです)

住宅ローンの返済が苦しい方は銀行にリスケジュールの依頼をお勧めします。

勤めている会社からの借入がある場合はどうなりますか?

会社からの借入も他の借金と同様です。
他の借金は軽減して勤めている会社からの借入はそのままという事は出来ません。

どうしてもという場合は「個人再生」を法律事務所に依頼する前に
会社の借金を完済してしまう方法があります。

住宅ローンの土地・建物が他の借金の担保になっているけど出来ますか?

住宅ローンの土地・建物が他の借金の担保になっていると「住宅資金特別条項」が使えないため
個人再生は出来ません。

担保になっているか分からなくなった人は法務局で「登記事項証明書」を取って確認して下さい。

掛け捨てじゃない生命保険がある時はどうなりますか?

減額される金額が変わる可能性があります。

現時点で解約した場合、戻ってくる保険金の金額が財産の一部となります。
財産の総額で減額される金額が決定します。

自分が保証人となっているけど本人はちゃんと返済している場合は問題ないですか?

その人がきちんと返済を続けている場合でも、保証人となった債務の金額は個人再生する時にご自身の債務額に加算されます。

その結果、減額される金額が変わる可能性があります。

新たにお金を借りたらどうなりますか?

個人再生を依頼した後、返済できるあてがないのにお金を借りることは詐欺行為にあたります。

また個人再生を弁護士へ依頼する直前にお金を借りる行為は上記の詐欺行為にあたるため、
そういった借金をした人の依頼を当事務所はお受けできません。

新たに保証人になれますか?

これから個人再生をする人が新たに保証人になることは「新たに借金をする」事と同じです。

そして返済できるあてがないのにお金を借りることは詐欺行為にあたります。

家族や友人などには返済してもいいですか?

個人再生を依頼した後に、特定の債権者を優遇する行為は偏波返済に当たるのでしてはいけません。

自分で自動車・バイク・株券・不動産・宝石・リゾート会員権などを処分したり、
お金に換えてもいいですか?
保険を解約して解約返戻金を受け取ってもいいですか?

個人再生を依頼した後に処分してはいけない種類の財産があります。

勝手に処分すると状況が変わる可能性があります。処分する前に必ずご相談下さい。

弁護士費用を滞納したらどうなりますか?

弁護士費用を積み立てする人は、連絡なしに積立を怠ると約3ヶ月で辞任させていただきます。

・給料が減額された など特別な事情がありましたら伝えて下さい。

当事務所は弁護士費用の滞納がありますと、こちらから電話・メールなどでご連絡いたします。

それでも何の連絡も付かない場合は、約3ヶ月で辞任させていただきます。

費用の積立が苦しい方は収入や状況によって「法テラスを利用する」という選択肢もございます。

お気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

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